ポケット版脳振盪評価ツール ™
脳振盪の見分け方
受傷後に以下の兆候、または、症状のいずれかが認められたら、そのプレーヤーは脳振盪の疑いがあるとみなされ、ただちにプレー、または、トレーニングを止めさせなければならない。
目に見える脳振盪の手がかり – プレーヤーに認められるもの
以下のうちの1つ、または、それ以上の目に見える手がかりがあれば、脳振盪の可能性がある:
- 放心状態、ぼんやりする、または、表情がうつろ
- 地面に横たわって動かない / 起き上がるのに時間がかかる
- 足元がふらつく / バランス障害または転倒/協調運動障害(失調)
- 意識消失、または、無反応
- 混乱 / プレーや起きたことを認識していない
- 頭をかかえる / つかむ
- 発作(痙攣)
- より感情的になる / ふだんよりイライラしている
脳振盪の症状 – プレーヤーから訴えられるもの
以下のうちの1つ、または、それ以上の兆候や症状があれば、脳振盪の可能性がある:
- 頭痛
- めまい
- 意識混濁、混乱、または、動きが鈍くなったような感じがする
- 視覚障害
- 吐き気、または、嘔吐感
- 疲労
- 眠気 / “霧の中”にいる感じ / 集中できない
- “頭が圧迫される感覚”
- 光や音に過敏
ポケット版脳振盪評価ツール(ポケットCRT)は、チューリヒ脳振盪コンセンサスグループが、脳振盪の兆候と症状のガイドツールとして開発しました。

記憶力
「マドックス」の質問
ポケット版脳振盪評価ツールの2ページ目には、脳振盪の可能性がある負傷の発生直後のプレーヤーの記憶力を評価する5つの「マドックス」の質問が載せられています。

確認して止めさせる
脳振盪診断ツールポケット版の1ページ目に載せられた兆候もしくは症状が一つでも確認された場合
および/もしくは
プレーヤーがポケット版脳振盪評価ツールの2ページ目に載せられた5つの記憶力を確認する質問に正しく答えられなかった場合
プレーヤーはフィールドオブプレーから離れ、包括的な医学的評価を受けなくてはなりません。
利用可能な字幕言語については、「CC」をクリックしてください
チームメイトのプレーヤー、コーチ、試合関係者、チームマネージャー、スタッフまたは保護者は、負傷したプレーヤーが脳振盪の可能性がある負傷の発生後、脳振盪診断ツールポケット版に載っている、頭部外傷や脳振盪を引き起こす可能性のある兆候を見せた場合は、必ず、そのプレーヤーをフィールドオブプレーから安全に運び出すことに最善を尽くさなくてはなりません。