医務室での評価
医務室に到着したら、プレーヤーを再評価します。 特に、障害評価、または、「D=意識の障害」は、グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)の評価を実施します(下記参照)。 さらに、ペンライトの光を当てた際の両目の瞳孔の大きさと光に対する反応を検査します。瞳孔の対抗反射の結果は記録しておきます。この記録は、救急医療部門に搬送時に提供します。 グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)は、傷病者の意識レベルをさまざまな運動機能と神経機能の程度で評価して記録する信頼性のあるツールです。意識レベルを開眼・言語・運動の3分野に分けて記録・評価します。
開眼機能
4点 - 自発的に、または、普通の呼びかけで開眼 3点 - 強く呼びかけると開眼 2点 - 痛み刺激で開眼 1点 - 痛み刺激でも開眼しない
言語機能
5点 - 見当識が保たれている 4点 - 会話は成立するが見当識が混乱 3点 - 発語はあるが会話は成立しない 2点 - 意味のない発声 1点 - 発語がない
運動機能
6点 - 命令に従って四肢を動かす 5点 - 痛み刺激に対して手で払いのける(鎖骨上を刺激して、手が鎖骨よりも上に上がること) 4点 - 指への痛み刺激に対して四肢を引っ込める 3点 - 痛み刺激に対して緩徐な屈曲運動(除皮質姿勢) 2点 - 痛み刺激に対して緩徐な伸展運動(除脳姿勢) 1点 - 運動が見られない